【iBooks Author】もっとカンタンに縦書き表示する方法

アプリケーション

はてなブログを始めた第1回目に
「iBooks Authorを縦書き表示する方法を考えてみた」という
記事を書きましたが、2年近く経った現在でも一番読まれています。

 

■参考記事www.minority-records.info

 

◯iBooks Author公式ページ

Transition from iBooks Author to Pages - Apple Support
With Pages, you can create and collaborate on books from your Mac, iPad, iPhone, and iCloud.com.

 

その間、iBooksからApple book(iOSのアプリ名は「ブック」表記)と
名称の変更はあったものの、残念ながらiBooks Authorもバージョンアップは無し。
記事を書いていた当時はWordやInDesignで試しましたが、
振り返ったらアプリケーションを取得するハードルの問題が残りました。

 

すべて無料で縦書き表示ができないかなぁ・・・

 

いろいろ考えた結果、行き着いたアプリは・・・

 

テキストエディット!

f:id:kensasuga2018:20200402210218p:plain

テキストエディットはMacでデフォルトにインストールされている
アプリケーションで、メモリも食わずに動作が軽い。

これは「使うしかない!」と思い、さっそく試してみました。

今回使うテキストは2020年4月1日のブログ記事です。

 

 

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テキストエディットでの準備

 

はじめに本文のフォントを13ptに設定します。

 

f:id:kensasuga2018:20200402210349p:plain

 

ここからテキストを縦向きに変更します。

 

「フォーマット」
   ↓
「レイアウトを縦向きにする」

 

f:id:kensasuga2018:20200402210510p:plain

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レイアウトが縦向きになりました。

 

次にテキスト表示のスクリーンショットの撮影。

テキスト部分のみをうまく切り取っていきます。

 

Macのスクリーンショットの撮影ショートカットは

command+shift+3全体撮影
command+shift+4撮影範囲を選択して撮影

 

となります。

とても役に立ちますので、ぜひ覚えてほしいショートカットです!

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iBooks Authorでの作業

チャプタのタイトルを削除して、文章を挿入します。

バウンディングボックスを幅:648pt、高さ:868ptくらいに拡大。

 

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切り取ったスクリーンショットをiBooksのセクションにドラッグ、

写真右の□のポインターをドラッグして文章を破線内に納めます。

 

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その際に外枠を「なし」に設定して非表示にしましょう。

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プレビュー、注意点など

スクリーンショットを貼ったら「プレビュー」で確かめて完成です。

 

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今回の文章では1行あたりの文字数は32~34文字、
1ページあたりの文字数は350文字となっていますので
プレビューで確かめながら文字数の調整されてください。

 

実際にApple Bookストアで公開した場合にどう反映されるか
わかりませんが、現段階では違和感がありませんでした。

スクリーンショットはpngファイル形式で保存されます。

拡大しても画像の劣化がjpegよりもだいぶ軽減されるのでこの方法は最適ですね。

 

iBooks Authorは2020年7月27日にアップデート終了となり、
App Storeからインストールできなくなりました。

既にインストールされている方はmacOS15 Catalina以前のOSで引き続きお使いいただけます。

 

これから「縦書きで電子書籍を作成したい!」とお考えの方は
デフォルトでインストールされているPagesにで可能になっています。

縦書きができずに悩まれていた方にお役に立てれたら幸いです????

 

 



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