「ここ数年はデジタル化がクローズアップされているけど、
アナログの動向も気になる・・・」
そうお考えの方も少なからずいらっしゃると思います。
そんな中、今朝のTwitterにてこのような記事があがりました。
◯漫画の「トーン」熱い復刻劇
絶滅危機のアナログ画材、ライバル社が引き継ぐ 愛用の作家ら歓喜
※有料記事のため全文読めない仕様になっています
目次
スクリーントーン販売会社の破産と復刻にむけて
マンガのデジタル原稿化により、スクリーントーンの需要が激減。
それにより「Jトーン」を販売していた有限会社ジェイが
経営破綻となりました。
◯東京商工リサーチより
これにより「Jトーン」を引き継ぐかたちで株式会社G-Tooが
「I・Cスクリーン」のブランドの一種として
人気投票で選ばれた35種類を復刻されました。
アナログマンガ家さんが非常に助かっている嬉しいニュースです。
◯I・Cホームページ
進化する100均アイテム。まさに救世主!
また、「Jトーン」を販売している有限会社ジェイが破産申告した
1ヶ月後には、100円均一商品を展開しているキャンドゥが
コミック用スクリーントーンをはじめ、マンガ原稿用紙など
マンガ道具をリリースされ、大反響がありました。
◯キャンドゥ公式Twitter内のツイート
これであなたも漫画家デビュー♪#キャンドゥ#100均#漫画原稿#四コマ漫画#スクリーントーン#ミリペン#ライナー pic.twitter.com/K3L090t5Jf
— CanDo/キャンドゥ (@cando_official) 2019年4月12日
これが1990年代にあったら、もっとマンガ描く方が増えただろうんぁ〜と思うと
今は本当に恵まれている時代になってきましたね^^
オンライン取引サイト・フリマアプリで大躍進!
マンガだけではなく、イラストの視点でも需要が高まりつつあります。
◯有償依頼案件での需要増
同人誌即売会での色紙販売やBOOTH、ヤフオク、メルカリなどの
オンライン決済サービスによる需要が高まっているのが特徴で、
特にヤフオクではひと昔に売れていたマンガ家さんやイラストレーターさんが
色紙を販売されているのを時々見かけています。
ヤフオク、メルカリでの色紙販売は敷居の低さも大きなプラス要素となっています。
これはとてもうれしい流れになってきています。
コピック技法書の発行増加
アナログイラストの代名詞ともいわれるコピックの需要が
年々高まってきており、デジタル環境が整っていないユーザーだけでなく
デジタルメインで作画されているプロのイラストレーターさんも
コピックでの作品制作をSNS上で発表されるなど、再評価されています。
その流行に乗ってか、2019年から2020年3月1日現在にかけて
コピック技法書が各社から発行されています。
アナログ本としては珍しい傾向ですね。
一部ではありますが、ご紹介していきます。
◯SS(スモールエス)イラストメイキングブック
~SS illust making book~ コピックがうまくなる!
発行:復刊ドットコム
発行日:2019年3月19日
◯コピックで出来る! キャラクターを魅せる色の塗りかた
発行:グラフィック社
発行日:2019年 7月18日
◯コピック配色手帖
発行:玄光社
発行日:2019年 7月31日
◯ドリーミィカラーで極める!コピック上達メイキング
発行:翔泳社
発行日:2019年 11月11日
◯コピックの女の子イラストブック (ビビッドカラーでデジタルみたいな塗り!)
発行:株式会社 日貿出版
発行日:2020年 3月5日
※2020年3月1日現在では予約受付中
このように、デジタルとはまた違った味が出る楽しみ方や
少ない画材でマンガやお絵描きができるという利点が
再評価され、復権されていく流れになっています。
デジタルでマンガやイラストを描く上でも、
アナログの知識が最も基礎になる部分です。
基礎を鍛える上でも、ぜびアナログ制作を取り入れてることをオススメします^^
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