Appleイベント「WWDC21」まとめ

Mac

通年開催されているデベロッパー向けのイベントで、
今秋にリリースされるされるiOSやmacOSの最新作の
情報などが公開されていきます。

昨年同様オンラインのみの発表会でしたが、
画期的なシステムがいくつか発表され、Appleユーザー大絶賛!!

特に今回はWindowsユーザーの方も恩恵がある
機能も実装されることが分かりました。

ガジェット優先ではありますが、後々ツールを使う上での
ヒントになっていただけたらうれしいです^^

 

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iOS15

FaceTimeの新機能「SharePlay」

FaceTimeに散開しているメンバー間で一緒に映画を観たり音楽を聴くことができるなど
動画と音声サービスを共有することができます。

Apple TVおよびApple MusicにはSharePlayが対応しているのですが、
さらにTikTok、Twitch、Disney+、Hulu、NBAなどの
サードパーティーのアプリも使用可能になっています。
Twitchでしたら年末恒例のRTA大会が楽しめますね^^

 

 

Windows・Android版FaceTimeのサービス開始

SharePlayの強化に伴い、FaceTimeアプリがついにWindows・Android版が登場します。
(ただしブラウザ版での実装)

画像の鮮麗さと音質のクリーンさに定評のあるFaceTimeは
Appleの特権だったのですが、zoom、LINE、Skypeなどの
ライバルサービスに対抗するためには必要な対応なのかもしれません。
iTunesがWindowsに登場してから一気に普及した事例もありますしね。

 

FaceTime画面でのグリッド表示

 

やっぱり全員の顔が見たいよなぁ・・・

FaceTimeではこんな時がありますよね。

iOS15ではZoom風のグリッド表示が可能になり、

リモートワークらしさが出てきました。
また、周りが雑音がしている場合でも、声だけを拾うモードも搭載されており
リモート会議を文字起こしもしくは動画化する際には非常に助かります。

 

通知機能の向上

 

これまでは通知が縦並びにどんどん埋まっていき、画面の占有率が高かったのですが
通知のフォルダ化・過大表示が可能になり、優先的に知りたい通知を大きくして
見逃さない仕組みになっています。

どんどん埋もれていくと追うだけでも大変なので本当にありがたい機能です。

 

写真アプリの機能向上

 

ホワイトボードなどに書かれているテキストをiPhoneのカメラで撮影すると
画像のテキストをスキャンして文字が抽出することができるようになります。
同時に翻訳や検索が可能になっており、コミュニケーションツールとしても
大きな役割になります。
※2021年6月8日現在のベータ版では日本語対応はされていません

 

Wallet機能の大幅アップデート

2021年秋より「UWBキー」というセキュリティキーが
Walletに登録できるようになります。

自動車メーカーではBMWが最初に利用可能となり、家の鍵や
ホテルのチェックイン(現在ハイアットホテルがアナウンスあり)、
ディズニーランドのチケットもiPhoneのWalletにて提示できるようになる、とのこと。

運転免許証や州発行の身分証明書をスキャンする事により
デジタルID化され、すでにアメリカでは実装されているそうです。
PCR検査のデジタル証明書も管理できるようになるのかもしれません。

 

 

「探す」アプリのアップデート

AirPods Pro、AirPods Pro MAXが「探す」アプリのネットワーク対応が
実装され、さらに近くにあった場合は音を鳴らして知らせてくれる機能があり、
とても便利になりました。

また、AirTagのシステムのような地図上での表示の他に
置き忘れ警告の機能も追加されたりと取りこぼしを
無しくしていく機能が強化されていきます。

 

 

対応デバイス

対応デバイスは下記の通りになります。

iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE (第1、第2世代)
iPod touch (第7世代)

 

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macOS Monterey

アップル本社があるカルフォルニア州にある都市から
名付けられた「Monterey(モントレー)」。

iOS15、iPadOS 15機能を搭載しつつもメガ進化!

 

Universal Control

今回のWWDCで神機能と言われたのが「Universal Control」。

何と1組のMacのキーボードやトラックパッド、マウスを別のMacやiPadなど
複数のデバイスを操作可能になり、そばに置いてペアリンクするだけで
デバイス間を自由に操作することができます!

iPadで作成した文書やイラストがそのままデスクトップに
ドラッグ&ドロップして共有することができる為、
作業の効率化というレベルを超越したショートカットが可能になります。

 

「ショートカット」アプリの実装

iOS、iPadOSに実装されていた「ショートカット」アプリが
macOS Montereyではデスクトップに実装されます。

馴染みのない方も多いかと思いますが、定時間にPodcastの番組を自動で流したり
WEBサイトや連絡先などのQRコードを作成したりと多岐にわたります。

 

Safariのメジャーアップデート

タブをコンパクトにしたり、ウィンドウのカラーを変更することができるなど
Firefoxに近づいてきました。
「タブグループ」というよく見るサイトを集めて管理できる機能も
搭載されているなど、利便性が増してきました。
ブラウザのウィンドウ色を変更できるのはありがたいですね~

 

対応デバイス

対応デバイスは下記の通りになります。

 

・ iMac(Late 2015以降)
• iMac Pro(全モデル)
• Mac Pro(Late 2013以降)
• Mac mini(Late 2014以降)
• MacBook(Early 2016以降)
• MacBook Air(Early 2015以降)
• MacBook Pro(Early 2015以降)

 

おわりに

 

通年ですと9月下旬~末日に新型iPhoneの発売、OSのアップデートと
いう流れになっていきますが、昨年に続いて10月末日にずれ込む可能性もあります。

それを差し引いてもメリットが多いOSのメジャーアップデートになりますので
リリース開始までが楽しみですね^^

 

 

 

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