ある程度噂がありましたが、2020年8月5日にひっそりと発表された27インチiMac。
デスクトップ版のMacとしてスタンダードな機種として
人気の高いiMacのマイナーバージョンアップ版がリリースされました。
今回はマイナーバージョンアップと銘打っているものの、
追加要素が豊富で、あと一歩でメジャーバージョンアップになれそうな感じのタイプです。

どんなスペックなんだろう・・・

今が買い替えの時期なのかな?
そんなお悩みもあるかと思いますので、スペックをまとめてみました。
みなさんのお役に立てられたらうれしいです????
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目次
追加要素
Nano-textuerガラス搭載
新型Mac Pro(Late2019)時に発売されたPro Display XDRで
初めて採用したNano-textuerガラスを搭載。
日光や蛍光灯などの映り込みを最小限に抑えることができます
(オプション料金:税別20000円)
メモリ 最大128GBまで搭載可能
動画編集などクリエイティブな作業に必須なメモリをノーマルのiMacシリーズで増量。
2019年モデルの2倍となり、今後も需要がある大容量時代に対応していきます。
ストレージは全タイプSSDが標準化
最大8TB SSDを搭載することができ、外部SSDに頼ることがなくなりました。
あと、従来型のHDDで問題になっていたクラッシュ率も
極めて減少したため、6年間使って1度もクラッシュしないことも。
最低でTime Machineで用いるバックアップ用があれば十分な仕様です。
(容量の追加はオプション料金になります)
カメラ、マイクのバージョンアップ
世界的な社会的ご時世の中で需要が加速したオンラインミーティング。
次世代に向けて画質や音質にも対応するため、1080p FaceTime HDカメラと3マイクアレイを搭載。
オンラインミーティングにありがちな画質の劣化と独特のこもったマイクから解消されます。
テンキー付きMagic Keyboardがオプション追加
テンキー抜きMagic Keyboardが長年デフォルトになっていましたが、
ようやく今回のシリーズでテンキー付きMagic Keyboardが登場。
テンキーをバリバリ使う私にとってはBluetoothテンキーの
接続の不安定さやタイムラグに悩まされていたので今後のシリーズにも採用してほしいです。
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仕様
タイプ1(価格が安い)
価格 | 194,800円(税別)〜 |
ディスプレイ | 標準ガラス(デフォルト) Nano-textuerガラスに変更可 |
プロセッサ | 3.1GHz 6コア第10世代Intel Core i5プロセッサ (Turbo Boots使用時最大4.5GHz) |
メモリ | 8GB 2,666Mhz DDR4メモリ(デフォルト) (オプションにより16GB、32GB、64GB、128GBへ変更可) |
Ethernet | ギガビットEthernet(デフォルト) (オプションにて10ギガビットEthernetへ 変更可) |
ストレージ | 256GB SSDストレージ(デフォルト) |
マウスとトラックパッド | Magic Mouse 2(デフォルト) (Magic Trackpad 2もしくはMagic Mouse 2+Magic Trackpad 2セットへ変更可) |
キーボード | テンキー付きに変更可(無料) |
タイプ2(紹介している3タイプの中では中間位置)
価格 | 216,800円(税別)〜 |
ディスプレイ | 標準ガラス(デフォルト) Nano-textuerガラスに変更可 |
プロセッサ | 3.3GHz 6コア第10世代Intel Corei5プロセッサ (Turbo Boots使用時最大4.8GHz) |
メモリ | 8GB 2,666Mhz DDR4メモリ(デフォルト) (オプションにより16GB、32GB、64GB、128GBへ変更可) |
Ethernet | ギガビットEthernet(デフォルト) (オプションにて10ギガビットEthernetへ 変更可) |
ストレージ | 512GB SSDストレージ (1TB SSD、2TB SSDに変更可) |
マウスとトラックパッド | Magic Mouse 2(デフォルト) (Magic Trackpad 2もしくはMagic Mouse 2+Magic Trackpad 2セットへ変更可) |
キーボード | テンキー付きに変更可(無料) |
タイプ3(高いタイプ)
価格 | 249,800円(税別)~ |
ディスプレイ | 標準ガラス(デフォルト) Nano-textuerガラスに変更可 |
プロセッサ | 3.8GHz 6コア第10世代Intel Corei7プロセッサ (Turbo Boots使用時最大5.0GHz) (3.6GHz 10コア第10世代Intel Corei9プロセッサへ変更可) |
メモリ | 8GB 2,666Mhz DDR4メモリ(デフォルト) (オプションにより16GB、32GB、64GB、128GBへ変更可) |
グラフィック | Radeon Pro 5500 XT (8GB GDDR6メモリ搭載) (8GB GDDR6メモリ、16GB GDDR6メモリへ変更可) |
Ethernet | ギガビットEthernet(デフォルト) (オプションにて10ギガビットEthernetへ 変更可) |
ストレージ | 512GB SSDストレージ (1TB SSD、2TB SSD、4TB SSD、 8TB SSDへ変更可) |
マウスとトラックパッド | Magic Mouse 2(デフォルト) (Magic Trackpad 2もしくはMagic Mouse 2+Magic Trackpad 2セットへ変更可) |
キーボード | テンキー付きに変更可(無料) |
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理想の環境は?
Photoshop、CLIP STUDIO PAINTを使用されたい方や
すでに使用されている方はメモリは16GB以降を推奨しています。
16GB以下になるとせっかくの高機能のパフォーマンスが活かされず
「最新の機種で動作が重い現象」という非常にもったいない使い方になってしまいます。
YouTubeで配信をされている方やゲーミングで
購入を考えている方は値段が張りますが、
プロセッサをi7〜i9
メモリを32GB〜
あたりを選択していきましょう。
27インチiMacのメリット
自社製CPU「Apple sillicon」搭載前の最後の現行最新機種になるものと予想され、
今までのスペックでマイナーバージョンアップを望んでいた方には
とてもリーズナブルかつパフォーマンスの高い機種になります。
現に発表されているスペックでも寿命は6年持てますので
Macを初めて購入される方や初心者の方には全然問題なく使い続けることができます。
27インチiMacのデメリット
自社製CPU「Apple sillicon」がまだ搭載していないため、
スペックが格下になってしまう点が挙げられます。
Apple sillicon搭載Macは早くても今年秋以降にリリースされる
Macに搭載されるものと予想され、目の前の将来で
世代交代になってしまうのは否めない部分があります。
年々iMacのスペックとマシン寿命も長くなり、
YouTubeなどの動画編集などのクリエイティブによる需要大、
Appleが推し進めているMacのゲーミング化など注目されているマシンです。
「これからMacを買いたい!」と思っている方は
今回の27インチiMacを検討されてみてはいかがでしょうか????
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