雰囲気のあるおじさんの描き方 Part2:身体

イラスト

前回の第1回はおじさんの顔について詳しく解説していきました。
理想なおじさんの顔を描くことができたでしょうか。

今回は第2回目として「身体」について解説していきます。

身体は性格をあらわす大事な要素です。
顔とおなじくらい身体も描き分けていくことを心がけましょう。

 

■参考記事www.minority-records.info

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全身

作例用おじさん 全身

おじさんの性格を出すために全身イラストを描いていましょう。

 

ここでは設定を加えるだけですので、直立で描いて大丈夫です。
顔以外で性格を表す時は、私はこの3つを注意しています。

 

①肩幅

肩幅がゴツくすることで信頼感と体力、見た目年齢の若さを
連想することができて、定期的に運動もしているイメージを抱くことができます。

逆に細くすると、弱々しく頼りなさそうに見えますので
キャラの設定次第では避けていきたいところです。

 

 

②背筋

背筋は「自信のあらわれ」や「健康」というイメージを連想します。
権威性を持たせる場合は、背筋をピシッと描いていきましょう。

リアルでも経営者の方は猫背になっておらず堂々としています。

 

 

③服

コーディネートで性格がガラッと変わっていくほど重要な要素で
特に視覚で伝えるイラストやマンガでは必須です。

ポロシャツだと一般的なラフなイメージになり、
その中でも胸にエンブレムやメーカーのロゴを加えるとブランドっぽくなります。

ワンポイントにもなりますので、変化をつけたい時は検討されてみてください。

 

また、ゴルフをしている設定の場合は

・ポロシャツはズボンにインしているのがマナー
・ズボンはチノパン
・靴はゴルフシューズ

 

これらを守って描くと、紳士っぽくなって引き締まります。

ゴルフ自体が収入が高い方向けの趣味にもなりますので
権威性を持たせるためにも説得力があります。

バブル期からリーマンショックあたりは一般層にも浸透してきましたが
サラリーマン自体の年収も下がり気味になった現在は
昔に戻って、年収が高い方向けの趣味に落ち着きました。

 

 

バストアップ

作例用おじさん バストアップ1

 

おじさんは腕を組む光景をよく見かけますので表情として組み込むと、雰囲気が出てきます。

 

作例用おじさん バストアップ3

 

襟やネクタイをピシッとすることも心がけておきましょう。

作例用おじさん バストアップ2

 

シャツはあまりブカブカにならないように肩幅や胸元のしわで
適切なサイズであることを表現していきます。

身だしなみに関わってきますので、この2つを抑えるとさまざまな服装で役に立ちます。

 

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腕・手

作例用おじさん 腕・手

基本的に加齢によって脂肪が少なくなります。

そのため、肘や腕がゴツゴツ気味に描きつつしわを出すことで腕の脂肪を少なく見せます。

手に丸みも無くなるので、がっしりと描いていくと年齢相応に近づいていきます。

逆に大工など力仕事が多い職業では、丸みがあって大きめ(太め)になります。
職業によって描き分けていきましょう。

 

 

 

今回は身体と腕にピックアップして解説していきました。

ブログ記事を見ながらおじさんの全身を描けるように練習していただけますと、
引き出しが増えてきてさらにお絵描きが楽しくなります。

 

 



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