【Photoshop】などAdobe 製品CS6、初代CCのログインサポート終了! 今後の注意点と移行について解説

Photoshop

2023年1月31日にPhotoshopを含めたAdobe CS6シリーズ、
初代CC(Creative Cloud)がログインサポートが終了となりました。

 

■Adobeによるサポート終了に関するアナウンスのページ

 

「 Creative Suite 6および Creative Cloud サブスクリプションの最初のバージョン(10年以上前のソフトウェア)をご利用のお客様へ:ログインサポート終了のお知らせ」について
2023/1/31 更新 2022/12/23 更新 2022/10/21 フォーラム文書作成     ■お知らせ   2023/1/31    ログインサポート終了期限を延期いたします。日程については追ってこちらのフォーラムおよびメールにてご連絡いたします。 2022/12/23  サポート期限を2023年1月31...

 

「ログインサポート」とは、購入したCS6シリーズのシリアル番号とPCを紐付けにより
ライセンス認証を受ける事が出来るサポートとなりますが、
2023年2月1日以降はライセンス認証が消失し事実上使用できなくなります。
※実際はPC故障やHDD交換などにならない限り使用可能です。

 

ここからは、今後の移行先や移行しなかった場合の
デメリットを併せてお伝えいたします。



 

おすすめの移行先

1. Creative Cloudへのサブスクリプション課金

Adobe公式はもちろんのこと、私も含めてAdobe製品で
仕事・作業を行う上ではサブスクへの移行は必須です。

最新バージョンを使用する事で、


①M1チップ以降のMac+Photoshopなどの最新バージョンを

使用する事でノンストレスで作業を行え、まさに鬼に金棒となります。

Windows PCの場合は税込10万円前後のゲーミングPCであれば
比較的安心なモデルになります
(Windowsガジェットは専門外なので詳細がお伝え出来ず申し訳ございません)


②クライアントとPSDファイルをやりとりする際にも

表示崩れせずスムーズに作業を行える。

実はかなり大事な部分になり、クライアントに対応すべく
環境を合わせていく事はこれからも重要視されます。
「出来ない」と答えたら仕事が回ってこないからです。

また、バージョンアップする事により
Photoshop 2022のニューラルフィルターのような
革命的な機能が搭載されているため、時短と表現の引き出しが
一気に増して競合に完成度の差を付けることができます。

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2. Elementsシリーズを購入

続いてはPhotoshop、Premreシリーズにて展開されている
Elementsシリーズを購入する方法があります。

Adobe senseiによるAI機能ももちろん搭載されており
初心者の方が初めてPhotoshopを触れる事を前提に
機能を制限して再構築されたシリーズになります。

また、Elementsシリーズは買い切り型になり
ダウンロード版を購入後は無償でのアップグレードを、
アドビスコアにてパッケージ版を購入された方は
ご注文番号や記入するなどで無償アップグレードを行う事ができます。

■無償アップグレードのご案内
(Photoshop Elements2023 & Premier Elements 2023 )
※現在は2023へのアップグレード期間が終了しております。参考程度のリンクになります。

無償アップグレードのご案内:Photoshop Elements & Premiere Elements 2024
この文書では、Adobe Premiere Elements と Adobe Photoshop Elements の無償アップグレードプログラムへのお申込み方法を解説しています。

 



デメリット

1. PCが壊れた際に再インストールが出来ない

シリアル番号の認証自体が出来なくなるため、
PCが故障もしくは買い換えによる再インストールが全く受け付けなくなります。

対策としては、CS6シリーズのみを搭載しているPCを別途現場に残して
重要なパートをさせず補助マシンとして扱う事にしていきましょう。

 

2. 現場の環境が激変し、土台そのものが揺るぐ可能性がある

地方のDTPを扱う職場では現役でCSシリーズを使っているところも
多いかと思いますが、事実上のサポート終了により
制作環境が一変する事態になります。
中にはこれまで使用してきたフォントが使えなくなる事も。

現場の環境切り替えが追いつかない場合に納期を遅延してしまうと
最悪は仕事がもらえなくなる事も考えられます。

 

3. サブスクリプション加入以降による経費の増大

これまで買い切りであったCSシリーズからサブスクへ移行となると
一気に経費が計上されることになります。

料金形態は個人版・グループ版・エンタープライズ版の
3種類がございますが、活動する組織の人数などにより異なります。

個人版Creative Cloudは6480円となりますが、
グループ版では法人用特典を含めて1ライセンス9280円と
かなりの負担増となり、個人事業主はもちろんのこと
小さな企業やグループでは維持するのが大変になります。

 

さいごに

第一線で活躍されている神絵師をはじめ、中小の印刷屋さんも
現役でCS6シリーズを使用されているケースも非常に多く、
今回のAdobeのアナウンスは本当に厳しい現実をみせられました。

ひとつの区切りとして、Adobe Creative Cloudに加入する方法をおすすめしていますが、
デジタルハリウッドのオンライン教材が安価になっています。
スキル向上も含めて、ご検討いただけましたら幸いです^^
※個人版にかぎりAmazonやAdobeのキャンペーン時よりも安く購入できます

 

 

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