先日、AdobeからメールにてiOS、Google Playで展開していた
Illustrator DrawとPhotoshop Sketchが2021年7月14日にてストア削除のお知らせが届きました。
併せてサポート終了のアナウンスも記載されていました。
ストアでの評価も高く、愛用されたユーザーも多くいらっしゃる2つのアプリケーションは
バージョンアップの打ち切りが確定、のちにインストールもできなくなります。
そんな!今でも現役で使っているのに・・・
代替アプリってないのかしら・・・
と不安になられる方も多いかと思いますので、
サポート終了後の注意点と代替アプリにつきまして解説してきます。
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目次
Illustrator Draw
iPad版Illustratorがリリースされる前は本当に重宝したIllustrator Draw。
使用ツールが限定されたIllustratorですが、遠近グリッドも使用できたり
デスクトップ版Illustratorにデータを送ってパス編集ができたりと
結構かゆい所に手が届くペイントアプリです。
Adobe Stockのロイヤルフリー画像を用いてペンツールでのトレース練習を
オススメしたりと、これまで注力してきたアプリであると伺えます。
■App Store
■Google Play
Photoshop Sketch
従来のPhotoshopとは違い、水彩調の描画が可能になっているのが特徴で
色の染み込み具合やブレンド、デッサン鉛筆の採用など先駆的なシステムを集約しています。
古くからのPhotoshopのライバル商品である「Corel Painter」を
思い出す方も多く、コアなユーザーも多いのが特徴。
フォロワーさんがPhotoshop Sketchで描かれた作品を
直で見せていただきましたが、色のにじみ具合も本当に「すごい!」のひと言。
本家Photoshopと比べて使用できるツールを極力削られていますが
それを抜きにしてもイラストに独自性を生み出せる貴重なツールです。
■App Store
■Google Play
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今後の注意点
2021年12月10日にAdobeより「2022年1月10日をもってllustrator Drawと
Photoshop Sketchの提供終了。今後アプリのログインができなくなる」という
アナウンスが正式に発表されました。
これにより製作したプロジェクトをアートワークなどの
ストレージにバックアップする事を推奨しています。
作品の管理はこれまで通り
サポート終了がしても作品をクラウドに管理している場合は
アートワークにて引き続きアクセス・管理が可能になります。
また、アートワーク経由で代替えアプリに移行することができます。
2022年1月10日以降、お手元のデバイスでIllustrator Drawや
Photoshop Sketchが動かなくなってもデータ自体は生かすことができます。
代替アプリ
代替アプリは下記のとおりになります。
いずれもiPadOS専用のアプリで、Adobe Creative Cloudコンプリートプランなどに
サブスクリプション課金しているとバンドルとて利用することができます。
iPadOS版 Illustrator
Illustrator Drawの代替えアプリとなるのがiPadOS版 Illustratorになります。
Illustrator 単体プラン、コンプリートプランを加入されている方は
バンドルとして利用することができます。
Apple Pencilでのデバイスを生かしたUIが特に素晴らしく、
パスツールの操作性が格段に向上している点はかなりの強みです。
様々なパターンの対称描画もどのペイントアプリよりも簡単に描けるなど、
リリース直後から高評価が耐えませんでした。
Illustrator自体がやや難易度が高めではありますが、
入門としてぜひApple Pencilをお共に使用することをオススメしています。
■App Store
Adobe Fresco
Photoshop Sketchの代替えアプリがAdobe Frescoになります。
Photoshop 単体プラン、コンプリートプランを加入されている方は
バンドルとして利用することができます。
色のにじみもPhotoshop Sketchに劣らない性能になっており、
本格的な水彩やデッサン、厚塗りなども出来たりとアナログに近い感覚で描画できます。
過去にいくつか情報を記事にしていますので、こちらもご覧いただければうれしいです^^
■参考記事
■参考記事
■App Store
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