「忙しい」という言葉を使ってはいけない5つの理由

ライフハック

私たちは何気に「忙しい」という言葉を使っていますが、
言葉の意味が知らなかったり、実際は工夫すると改善されるけど
言い訳に使ってしまう事ってありますよね・・・・

今回は「忙しい」という言葉は使ってはいけない理由を5つご紹介していきます。

絵描きさんだけではなく、サラリーマン・OLのお仕事でも通づる部分もありますので、
幅広いライフハックとしてご覧いただければうれしいです^^

 

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気持ちに余裕が無くなる

 

「忙しい」の「忙」という漢字を見てみると、「心が亡くなる」というつくりになっています。
漢字の由来の通り、自分に余裕が無い状態を生み出しています。

 

仕事で残業続きだしなぁ・・・・

専業主婦だけど、家事をこなしたら1日終わってしまうのよ・・・

仕事や家事をやっていると、どうしても悩みが尽きませんよね・・・

毎日が切羽詰まっている状態では気力が無くなるのは無理もありません。

私自身も正社員時代に時間外労働100時間越えを2ヶ月連続、
18日間連続出勤といった超ブラックなハードワークをこなしていた時期がありましたが
「絵を描こう」という完成するまでに時間がかかる趣味をする意欲が無くなっていました。

自分でスキマ時間を見つけられそうにない時は
平日は無理に絵を描く時間をつくらなくても全然大丈夫です。

クールダウンする時間は多かれ少なかれ必要になります。
その分、休日に無理のない範囲で絵を描く時間をつくっていきましょう。

1年中仕事が繁忙期のような職場の場合は、年収と業界の将来性を天秤にかけたり
メンタルを守る上で転職するのもひとつの手段です。

 

作業の効率化ができていない

自分から見たら当たり前の作業内容だけど、実は余分な手間をかけてしまっている…

そのようなケースはアマチュア・ベテラン問わずよくあります。

たとえばペイントアプリの場合は

・ショートカットキーを使用していない
・クリッピングマスクを使用していない
・自動選択ツールを使って色の流し込みをしていない
・色のサンプルを集めていない

 

この4つだけでも改善すると大幅に作業効率が上がります。

特にショートカットキーやクリッピングマスクは、ペイントアプリの必須になる
部分でもありますのでぜひとも覚えていきましょう。

また、iPadで描かれている方はバッテリーの残存量を気にされている方も
多いかと思いますが、充電して手元から離れている時は違うイラストのラフを描くなど
描く手を止めないようにする工夫も大事です。

 

 

周りから相手にされなくなる

 

 

「『忙しい』という言葉はカッコいい」という風潮も一定数あり、現在も根強かったりします。

ドラマなどの影響からか、サラリーマンはたくさんの仕事を抱えてこなす姿は
デキる人物であると印象操作されている部分があります。

また、SNSのプロフィールでも良く見かけるのが「〜@忙しい」など
アピールする方もよく見かけます。

中にはSkebやSKIMAなどのコミッションをたくさん受けている方も
いらっしゃるかと思いますが、イラストはどうしても時間の切り売りの業態になるため
確かに致し方ない部分はあります。

ですが、将来的にこの「忙しい」という言葉を使う事で

 

頼みたいけど、忙しそうだしやっぱり止めようかな・・・

そんなニュアンスを取られてしまい、損をするパターンも多くあります。

リアルでも「会社で忙しい」アピールすると、友達など周りが
声かけづらくなり、だんだんと相手にされなくなっていくケースと同じです。

イラストコミッションは数年前から戦国時代とも言われ、
募集している方は数万人を超える中で選ばれる事自体が奇跡とも言われます。
コミッションの数が少ない方はそこで取りこぼしをしてしまうと致命的になりかねません。
(仕事が選べるくらいの知名度がある場合は話は別になりますが)

 

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そもそも理由にならない

 

「忙しい」という言葉は免罪符にならず、言い訳にもならないのが現実です。

忙しい理由で納期が延びる事はまず無く、クライアントはただの管理不足だと捉えます。

企業案件を受け続けているイラストレーターさんは、
画力が一定数高いのもさることながら、根本的に締め切り前に納品を行い
リテイクを受けてからのフィードバックの時間を最小限にとどめています。

他の仕事を掛け持ちしている場合も「◯◯の仕事が忙しかったから出来ませんでした」
という理由は通じるはずもなく、タスクがコントロールできていないだけになります。

 

 

自分のレベルを下げることになる

 

最終的に「忙しい」で逃げた結果、自分の評価を下げるだけになってしまい
自分自身の成長にもつながらず、全然プラスにはたらきません。

場合によってはキャパオーバーな作業量になる場合もありますが、
作業配分を組み立てていくことや時には断腸の思いで案件をお断りすることも必要になります。

かつての昭和や平成初期の資料映像に出てくる「モーレツ」や「24時間戦えますか」のような
サラリーマンのようにがむしゃら作業に取り組むのではなく、
スケジュールを考えながら、少しの余力を残して取り組む
スマートなスタイルで進めていくと無理なく作業を進めることができます。

余力をつくることは多方面で大きなプラスにはたらきます。

 

 

デキる方は「忙しい」という言葉は使わない

 

実際にたくさんの仕事を抱えているマンガ家やイラストレーターさんも
いらっしゃいますが、意外なほど「忙しい」という言葉を使っていません。

現在は仕事の過程の一部をファンに見せる事をクライアントから
許可されている場合も多いのもありますが、制作過程をYouTubeのライブ配信をしたりと
ファンサービスという余裕を見せている工夫をされています。

次々と案件を受け入れるためにも、あえて隙を見せている事もあり
きちんと作業を進めつつもソシャゲで遊んだりアニメ観てたりしています。

結果的にインプットとなってプラスになっている為、
どんどん成長につながっているという好サイクルを生み出しています。

たくさんの社員を持つ経営者は商談や開発、新規オープンのテナントの視察など
マルチタスクをこなしていますが、「忙しい」という言葉は一切使っていません。
むしろ楽しんでいる方も多く、「自分はまだまだ修行が足りない」と
語る経営者もいらっしゃるほど。

自信を成長するためには作業量を多くこなすことは必須になり、
結果的には利益の向上にもつながります。

「忙しい」という言葉を封印して、自分の力で管理していく習慣を
身につけていきましょう!

 

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