2021年7月下旬から8月下旬にかけてAdobe Frescoのバーションアップが
 段階的に行われ、ペイントアプリでお馴染みなカラー調整レイヤーが搭載されました!
Photoshopのような完璧さはまだ無いものの、色味に関しては
 一度Photoshopへ作業の場を移すこともあっただけに
 作業効率がグンと上がってきたのではないかと思います。
今回は段階的なアップデートで追加されたカラー調整レイヤーなど
 あわせてご紹介していきます^^
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目次
カラー調整レイヤーの追加
赤い四角に囲まれたアイコンをタップするとカラー調整レイヤーの
 アピアランスが表示されて、選択できるようになっています。


下のレイヤーにクリップ
四角をタップするとチェックマークが付き、クリッピングする事ができます。
ただ、調整レイヤー自体にクリッピングマスクができる為
 個人的に違いが分かりませんでした(情報求む)
明るさ・コントラスト

レイヤーの明るさとコントラストを-100〜100まで調整できます。
 純粋に明暗のみの場合や引き締める場合に用いられます。
色相・彩度

色相、彩度、明度を-100から100まで調整することができます。
色味を変えたい場合はこちらを用いる事が便利で、
 Adobe Frescoではカラーの範囲を6色をベースに細かに調整する事ができます。
描画モードと併用するとかなりの幅が広がりますよ!
カラーバランス

C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)および
 R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)を
 -100から100まで調整する事ができます。
印刷をメインとする媒体の場合はCMY、
 Web・デジタルをメインとする場合はRGBを基準に調整を行います。
階調が中間層、シャドウ、ハイライトの3種類から選択でき
 影やハイライトなどレイヤーのパーツごとに使い分けていきましょう。
方眼グリッドの追加

Adobe Frescoで方眼グリッドが使用する事が出来るようになりました。
 黄金比のレイアウトの補助線代わりやピクセルアートを描く際に大きな役目になりそうですね。
間隔のピクセル数を小さくするとグリッドの大きさが小さくなりますので
 ピクセルアートを描かれる方は小さい数字で設定すると便利です。
 なお、グリッドのデフォルトの間隔は118pxになります。

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回転スナップガイド、整列ガイド
回転スナップガイド

30°、45°、90°の3つから選択でき、カンバスを回転させる際に
 設定した角度でスナップ(一度軽く止まる)するようになります。
特定の角度で回転させたい時に重宝します。
整列ガイド
変形ツールなどを用いた時、水色のスマートガイドが表示され
 カンバス中央にスナップしやすくなります。
マスクサポートの拡張
調整レイヤーが追加された事で全てのレイヤーでマスクのON・OFFが可能になりました。
 クリッピングマスクが無かった初期に比べると格段に作業効率が良くなりました。
ツールの使用状態を保持
アプリを中断しても最後に使ったツールを保持した状態で
 再開する事ができるようになりました。
以前はペンツールで、しかもカラーパレットは黒に戻されていただけに
 ツールや色を拾い直す必要が無くなったのはとても大きいです。




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