きれいな清書を書きたいけど、まだまだスキルが無いしどうしよう・・
イラストの命とも言われている清書した線画ですが、
どうしてもきれいに描きたいですよね・・・
今回は私が実際に行なっている方法で、特別なスキルを使わずに
線画を少しでもきれいに描ける方法をお伝えいたします。
この方法で描いていくと、初心者の方もきれいに線画を描くことができて
完成度を高めるポイントの1つになります。
なお、今回の記事は、以前書いた記事の発展型となりますので、
下記リンクにある過去記事を読んでいただけたら幸いです😊
■参考記事
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スキャン・撮影した大ラフを読み込む
スキャン機能があるアプリやスマートフォンのカメラから
アナログの大ラフを撮影して、ペイントアプリへ読み込みます。
CLIP STUDIO PAINTはDropboxでスキャンしたものが
読み込みできますが、ペイントソフトによっては
スマートフォンのカメラで撮影した写真やにかぎり読み込み可能な場合もあります。
下記にて一覧表にしてまとめてみましたので、
ご覧いただければ助かります。
■カメラ撮影・写真から読み込み
CLIP STUDIO PAINT | ◯ |
メディバンペイント | ◯ |
アイビスペイント | ◯ |
Autodesk SketchBook |
◯ |
CLIP STUDIO PAINT | ◯ |
メディバンペイント | ◯ |
アイビスペイント | × |
Autodesk SketchBook |
× |
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読み込んだ大ラフからさらにラフを重ねる
読み込んだ大ラフのレイヤーの不透明度を下げて
そのレイヤーの上に新規レイヤーを作成します。
不透明度を下げた大ラフのレイヤーの線をきれに拾うように
ラフを描いていきますが、この段階ではざっくりな線から
少しだけきれいに線を描く程度にとどめて
完成したらさらに1枚新規レイヤーを作成します。
この工程を2〜3度ほど行うことで、線の情報量がだんだん少なくなって
線画を描く際に迷わなくなり、きれいな線画を描けるようになります。
このようにラフを繰り返すと、線がきれいになっていくのがわかると思います。
大ラフからいきなり線画を描くと描いては消したりの
繰り返す作業がとても多くなり、時間がかかるだけでなく
クオリティがガクンと落ちてしまいます。
非常にもったいないですので、ラフを描いては重ねてを
何度か繰り返していきましょう。
線画を描く
一番最後に描いたラフのレイヤーのみを表示させて
不透明度を下げて、その上に線画用の新規レイヤーを作成します。
ラフのレイヤーからきれいな線を拾うように線画を描いていきますが、
この段階でラフとしての完成度も高い状態で、
線に迷わず容易に線画を描くことができます。
このようにして特別な技法や方法を使わなくても
線画のクオリティを上げていくことができます。
大ラフから並べていくと、線がきれいになっていく
過程がわかっていくのがわかります。
「上手く描く」のではなく、「少しでも上手く見せる」
ここがポイントになります。
手間がかかって遠回りに感じるかと思いますが、
その分を十分に取り戻すことができます。
線画をいつもよりきれいに描いて、作品の完成度を高めていきましょう😊
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